MILANO VENETIA FIRENZE PISA NAPOLI POMPEI CAPRI

ROMA
2001.7.28〜29、31

永遠の都ローマ

ニューヨークに全世界の記者たちが集まった時に、
「世界で一番素晴らしい都市はどこか?」という問いに
圧倒的多数の人々がローマをあげたそうです。
しかし、それもさもあらんと思わせる素晴らしい都市でした。道を歩けば、遺跡&歴史的建築物にあたるといっても
過言ではないほど。
わずかな滞在でしたが、とても心に残る街となりました。

 

          カンピドリオ広場

フォロ・ロマーノの端の階段を上がり切った先にあるのが、
カンピドリオ広場です。17世紀にミケランジェロの構想に基
づいて作られたものだそうですが、広場の中央(写真右端)
に見られるのはマルクス・アウレリウス帝の騎馬像です。
この広場に上がるための階段は2つ並んであって、写真の
階段は馬に乗ったまま上がれるようにと緩やかになってい
ます(もう一方はしゃれにならない急角度)。広場の左右に
は美術館があります。

 

      ヴェネツィア広場

ローマ市街の中心に位置し、観光はここから
スタート、と言われる場所。この建物はイタリ
ア統一を記念して作られたヴィットリオ・エマ
ヌエレ2世記念堂。白亜の荘厳な建物で、夜
ライトアップされた状態で見ると、感動的に美
しい!

 

      

              コロッセオ全景

    

       剣闘士が入れられていた地下

        コロッセオ


古代ローマの遺跡。周囲527m、高さ48.5m
昇降機なども備えた巨大娯楽施設です。これが
今から2000年前の建物と考えると信じられない。
5万人の収容能力があり、その観客を3分で誘
導・退場できるようなシステムも作り上げられて
いたそうです。
また日除け用に天幕もはられていたときいては
古代ローマの建築技術には目を見張るばかり
です。今は石が剥き出しになっているのですが
これが剣闘場として使われていた頃には、全
面大理石張りだったそうです。サンピエトロ大
聖堂を作るにあたって、はがして持っていたそ
うですが。
建物のすごさばかりに目がいってますが、昔こ
こで行われた事を考えると、感動ばかりもしてら
れないのですよね。
詳しい事は「グラディエイター」を観た人ならばよ
く分かるはず。要するに殺し合いを娯楽として見
物してたということです。

 

  カンピドリオ広場に上がる階段途中の踊り場から

     
   アントニウヌス・ピヌスとファウスティーナの神殿。

        フォロ・ロマーノ

古代ローマの象徴的な場所。
カエサルの構想の下、アウグストゥス帝が完成
させた。古代ローマの中枢部として、政治・宗教
に関わる建造物が林立している。
何度も皇帝が凱旋行進を行ったので、凱旋門
がいくつかある。上の写真の左端の凱旋門は
セプティミウス・セヴェルスの凱旋門。中央の
柱はビザンティン帝国の皇帝フォーカスに捧げ
られたもの。上に皇帝の像が載っていた。
右の方の礎石のような部分はバシリカ・ユリア。
カエサルが作った司法行政区だったそうだけど
今はこれだけしかない。

フォロ・ロマーノへは最終日の出発までの数時
間を利用して行って来ました。
ここを見ずして、日本には帰れん!ぐらいの気
持ちで、ね。
古代ローマ帝国の遺跡なので、もちろん朽ちた
ような石ばかりですが、教科書で見たカエサル
やらアウグストゥスやらが造ったものの跡だと
思うと感慨深いものがありました。

ただ、問題はガイドさんなし、簡単なガイドブック
持ってるだけで見学しようとした事。
この遺跡は何だ?何だ?の連続。
とりあえず写真をとっておいて、日本に帰ってか
ら復習しようってことにしたんですが…。
これはちょっと反省でしたね。

 

トレビの泉
これはごちゃごちゃした町並みを通り抜けたところに忽然と登場します。
とにかく、すごい人。暑い日だったということもあって、足を浸す人などが大挙していまし
た。もちろん狭い上、人がものすごく多い観光地ということで、地元警察の警戒振りも並
大抵ではありませんでした。
他の地でも、ずいぶん警察官の巡回する姿見たし…。サミットの影響か、はたまた日頃
の治安維持のためか。
この近くで念願のジェラート(ピスタチオナッツ)を食べました。おいしかったのですが、コ
レを食べるのは時間との戦いです。すぐ溶けちゃうんだから。

真実の口
地図を見たら、ヴェネツィア広場から歩いていけそうだということで、行ってみました。た
だ、ローマの町って古い道をそのまま生かしてあるので、道がまっすぐじゃないんですよ
ね〜。途中で迷って、道行く人に聞いてみました。彼女もよく分からないみたいだったの
で、ちょうどそこにいた婦警さんに尋ねようと近づいたら、こちらが言葉を発する前に、向
こうを指差すんですよ。うろうろしている日本人が何探してるのか、すぐわかったのかな?
真実の口はほ〜んと拍子抜けでした。人もあんまりいないし。観光地にありがちなグッズ
も売ってないし。でも、ちゃんと口の中に手を入れてきました。

 

                        ASローマのこと

  ちょうど、ASローマがスクデッドをとった直後
  だったため、町のいたるところにASローマの
  旗が掲げられていました。
  ホントそこらじゅうでした。
   中田選手が所属していた時なので、 ローマ
  優勝については日本でもかなり報道はされて
  いたのですが、現地での盛り上がりぶりをみ
  ると、やっぱりサッカーの国だなぁとあらため
   て実感しました。


で、街中でもいっぱい有名選手の名前入りユニフォームが売ってるんですよ。
やっぱトッティが多かったですね。でも、パルマの中田のユニフォームがもう作られ、
売っていたのにはびっくり。着ていた日本人のおじさんも旅行中に見たし…。


とにかく、ローマという街の圧倒的迫力は、その抱えた歴史のもつ迫力といっていいでし
ょう。2000年を超えて残る建物などを共存しているという立っていますことはすっごいことですよね。

そして、ローマといえば、バチカン市国。
バチカン市国については、また次のページで。 GO

 

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