カプリ島！
その昔、アウグストゥスがすっかり気に入ってしまい、
「イスキア島」と交換してしまったという場所です。
そんな話も納得してしまうほど、ホントに素敵な島でした。
私たちが今回のイタリアツアーをこの企画に決めたのは、
１にも２にも「青の洞窟」観光が含まれていたからです。
はほんのちょっと海が荒れていただけで観光できないという場所で、
その場へ行ってみないと中へ入れるかどうかわからない
―それだけに期待と不安でワクワクドキドキの連続でした。

		最初に着いた港はマリナ・グランデ。英語読みすればマリーナ・グランドってところなんでしょうが、この響きだけでも美しいと思いません？ ナポリからスーパージェット船で約40分で着きます。余談ですが、この行きのスーパージェットではオーストラリアの女性とカリフォルニアの男性のカップルと同席になりました。この男性が「スターウォーズに出てくる剣士（名前忘れた）によく似ていて、カッコよかったです。お話ししたのはほとんど女性の方だけだったんですけどね。 しかもちょっとだけ(＾。＾) でもって、　同じ船に乗り合わせた日本人団体。船が運航中なのに立って、下りる準備を早くからしている。思い余った船員が「日本語」で「危ないので席についてください」と連呼。なんだかなぁ〜(-"-)でした。
		マリナ・グランデからさらに船で25分ほど行ったところに『青の洞窟』の入り口があります。入り口がこんな広さなので、波が高かったらは入れないというのもよく分かりました。ここまで乗ってきた船から、さらに４・５人乗りのボートに乗り換えます。ところが、観光客の数に対して入れる人数はごく少数に限られている。ゆえに、ボートの乗り換え待ちに約３０分。これが中々にきついんですよ。ゆらゆらゆれる船にじっと乗っているというのは「酔え」というもの。幸い私は大丈夫だったんですが、かなり参ってた人もありましたね。 さぁ、いざ出発。 この入り口の奥はさらに岩が迫っていて、開口部が１ｍそこそこ。ゆえに船頭さんはここを潜り抜ける時、身体を寝かせて上に渡されているひもを手繰って、勢いよく中へ船を滑り込ませるのです。 もちろん、我々も船の床に座り込み状態。 同じツアーの男性はここで思いっきり水しぶきを浴びてしまったそうです。つまりはそういう心配もある、と。
		はい、これが洞窟内部です。 ガイドブックにも「行ってみなければ分からない」という筆舌に尽くしがたい美しさと書いてありましたが、まさしくなんと表現していいのか分からない「素晴らしく透明感のある青色」でした。この写真でも、その美しさの一端はつかんでもらえると思います。ガイドさんの話では洞窟内は２５×１５×７の広さで、ここの水深は４０ｍだそうです。　その深い海に外から洞窟内に入ってくる太陽光が屈折して、この何ともいえない色合いを出すそうです。どの船かの船頭さんが歌を歌ってくれたのですが、内部は洞窟だけに声が共鳴して、すこぶる素敵でした。 中にいた時間はほんの５分ほどだったんですが、やはり一見の価値はありますね〜。
		船を下りた私たちは、小型バスでカプリ島内でショッピング＆お食事。 レモンの島カプリはおみやげ物にらぶり〜なものが満載。海外へ行くと、どっちかというとブランド物より「その土地らしさの出ているちょっとかわったもの」を買いたがる傾向にある私としては、ここでのショッピングに一番萌えました(＾。＾) 右の写真はレモンリキュールの数々。名産品です。 まぁお味の方は、アルコールの苦手な私にはちょっと勘弁って感じだったんですが、みなさんたくさん購入してらっしゃいました。このボトルはめっちゃプリティなんですよね。私もほしくなっちゃいましたもの。 かわりにミニグラスのレモンツリーを購入しました。 これまたラブリィなんですよ。ただね、これは割れ物だし、重い。その後、ずっと抱えて歩きました（＾＾；）バカでぇとも思ったんですが、重さに耐えるだけの可愛らしさでしたね。あと小物をいろいろいろいろ。買い物時間が少なくて、とぉっても残念でした。 余談ですが、カプリに限らず南イタリアの人は非常に陽気で気さくなんですが、みやげ物屋のおじちゃんがとってもおもしろかった。同行の友人がすっかり気に入られちゃって、なんと頭なでてるんですよねぇ〜。 でもって「かわいい、かわいい」と連発(＾。＾) さすがだ、イタリア男！

とっても素敵な島カプリ。
昼食には「あさりのスパゲッティ、魚フライのトマトソースかけにサラダ」
を食べたのですが、これがまたごっつぅおいしいんですわ！
ここまで出される食事の量の多さに閉口はしていたんですが、
ここだけは「もっと食べたい」と思いましたねぇ。
ちょっと少なめだったし。
おまけにデザートに出てきたバニラアイスクリーム。
これまた濃厚な味でおいし〜んですよ。
なんか、食いしん坊万歳だわ(＾。＾)

カプリにはこの他にもヴィラ・サン・ミケーレとかあります。
行けるものなら、もう一度行ってみたいですね〜。



BACK