POLAND
1990SUMMER

この年、初めて海外旅行に行きました。
その行く先の1つにポーランドがあったのはラッキーでした。
ポーランドについての知識がいかに少なかったか、
この旅の間に何回思ったことか。
大体ドイツとロシアの間にある国だから、考えてみても分かりますよね。
この前年にブランデンブルグ門が壊されたし…。
なんかとっても思い出深いです。



         これは家です。誰の?
それはショパンです。
ショパンの生家がポーランドにあるということ、不覚ながらこの時まで知りませんでした。
その前にパリで「ここがショパンの住んでいたところ」なぁんて教えてもらってたし…。
でも、この落書き…。
やっぱどこの国でもあるけど、淋しいよなぁ。
 


これはワルシャワの街並みです。
と書くだけでは、感動も何も伝わってこない。
この街並みの何がすごいって、この景観が復活したことがすごい。
復活というからには一度なくなっているんです。
そうです。ドイツ軍のポーランド侵攻の時のことです。
第2次世界大戦におけるポーランドについては、本当に語る言葉を失います。
戦後、壊滅的な状態であったワルシャワの街を、戦争前のように復活させようというのはワルシャワ市民の意地だったそうです。
そうして、この街並みができあがった。
百聞は一見にしかずとはこういう時にぴったりの言葉なんだな。



 


バス内から取った写真ですから、ちょっとぶれてます。
こんな像が街中のあちこちに見られます。もちろん戦死者を悼んで作られたものです。
このほかにもゲットー跡地に行きました。
そしてポーランドで忘れてはならないのがアウシュビッツ。
(今回は行っていませんが)
戦争の傷跡をあちこちに残すこの国は、戦争を風化させることなく生きてるんだなぁ。



 


 

すでにここを訪れてから10年の月日がたっています。
再び訪れる機会が来るかなぁ?と思っていましたが、やっぱり遠いです。
でも、この国はホンの1日しかいなかったけど、すっごく思い出深いなぁ。
深夜に到着した私たちに心からの歓待をしてくれたホテルのボーイさんたち。
初めて食べたキャビア。信じられないような貨幣価値。きれいな琥珀etc。
昼間の街角で写真を取っていた私たちは、近くで遊んでいた子どもたちと話をし、
いっしょに写真も取った。
(これがみんな可愛いんだ!プラチナブロンドっていうのを初めて見たし)
ポーランド航空の飛行機はものすっごく怖い飛行機だったけど、ポーランドには
とってもいい思い出があるのです。
もう一回行きたいなぁ。



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