九州地方

  宮崎  鹿児島

鹿児島
2000.1月





         知覧 

 


     池田湖と開聞岳


        仙厳園



    桜島(仙厳園より望む)










  鹿児島空港に予定より約1時間遅れで降り立った私たちが、まず最初にめざしたのは薩摩の小京都「知覧」でした。
知覧の当主は島津の分家であり、家臣も文武両道を修めたものが多かったそうです。
レンタカーを借りて南に向かううちに段々雲行きが怪しくなり、知覧についた時には雨(T_T)。しかし、見るべきものは見るぞ!ということで、まず向かったのが「武家屋敷」でした。
この武家屋敷で有名なのは、いくつもある庭園。
ほとんどが枯山水の庭でした。しかし、どんよりと暗い雨の中ではその美しさが十分堪能できませんでした。
写真は知覧特有の民家−二ツ家−です。
この灯りがなんだか趣があって素敵でした。
さて、その後には知覧特攻平和会館へ!と思っていたのですが、それまでは普通に降っていた雨が土砂降り状態に。道路わきの鯉の泳いでいる側溝からも水があふれて道路との区別もつかない状態になるし、真っ暗になってくるし、その後指宿まで行かねばならないことを考えて、泣く泣くあきらめました。予定通りに飛行機が着いていたら行けたのにぃ(T_T)
特攻平和会館はいつの日にか必ず行きたいです。

指宿につく頃には、あの土砂降りの雨が徐々におさまり、小雨状態になりました。宿に着いたのは夜の7時ぐらいだったのですが、9時まで砂蒸し風呂がやっているということを聞き、早速行ってきました。やっぱり指宿といえば「砂蒸し風呂」それが目的だったんだから、翌日に回すことはない!
砂蒸し風呂は…熱かった。いやね、非常に気持ちいいんですよ。砂の重みが心地よくて。でも、砂に触れているところが段々熱くなってくる。気持ちイイから、入っていたい。でも熱い。10分ぐらいからはこんな葛藤に襲われていました(^0^)目安時間は15分というところだそうですが、それ以上はやっぱり入っていられません。
さて、この指宿で泊まったホテルなんですが、旅行会社の特別セットで選んだものでした。つまり通常の半額程度で泊まれるっていうもの。だから素晴らしくいいホテルでカンド〜でした。オーシャンビューの部屋なんですが、ベランダに露天風呂がついているんで
す。そんな部屋に泊まったのは初めてだったので、喜んで露天風呂にも入ってました(^。^)

翌日は池田湖へ行ってから鹿児島に向かいました。

池田湖では早くも菜の花が満開状態。1月といっても正月あけたばっかりの時期に菜の花が満開という暖かさにびっくり。
で、池田湖というと「イッシー」なる恐竜がいるとかいないとか?そこのドライブイン前にはイッシーの像?が作られていました。

鹿児島では、仙厳園へ。
磯庭園とも呼ばれるここは島津家の別邸として、島
津光久が造営したものです。桜島を真正面に眺めることができるこの庭園はホント美しいです。
日本で初めてのガス式灯籠である鶴灯籠があります(おもしろい形だったな)。写真は御殿です。
仙厳園もすばらしかったけど、もっと興味を惹かれたのが尚古集成館。島津家ゆかりの数々の品々が展示されていたのですが、ついつい見入ってしまいま
した。日本という呼称を最初に使ったこととか、西郷隆盛と島津斉彬との絆とか…江戸時代の雄藩「薩
摩」のことがよくわかります。そして、美しい薩摩切子にもうっとり。
(おまけ)駐車場のところで食べた紫いものソフトクリ
ーム。甘くておいしかった。

桜島
噴煙を上げている桜島は、世界有数の活火山です。
海と火山−この取り合わせから、鹿児島はイタリア
のナポリと姉妹都市提携を結んでいるそうです。(と
いうことをナポリのガイドさんから聞いて知りました。宝暦治水の
関係で、岐阜と鹿児島が姉妹都市だったか友好都市になってるのは知ってたけど…)
今なお火山灰などで洗濯物が外に
干せないとか聞きます。火山国日本には、こうやって火山と切り離せない生活をしているところが、ホント
たくさんあるのですね。

この後霧島に向かい、霧島温泉に宿泊。

霧島神宮
ミレニアム初詣は霧島神宮で。
山に抱かれた朱塗りの本殿。緑と赤のコントラスト
が美しいです。
天孫降臨神話のニニギノミコトが祀られています。


宮崎
2000.1月

       

        宮崎の海岸
        
  鹿児島を後にした私たちは宮崎へ。

海を見ながら北上する道路は、それはそれは素晴らしいドライブコースでした。

鵜戸神宮


           本殿

         本殿へ向かう
  まず最初に向かったのは鵜戸神宮。洞窟の中にある神宮ということで有名な場所です。創建は崇神天皇の頃というのですから、ほとんど神話の世界ですね。
右の写真の上部を見ると岩が分かると思いますが、本殿内は当然のことながら非常に暗いです(灯りはありますが)
洞内には「おちちいわ」なる岩があり、安産や育児の信仰の拠り所となっています。岩の先から水が滴っているところから、このような名がつけられています。

ここはとにかく断崖の上にあり、海と朱塗りの欄干や鳥居のコントラストが鮮やかでした。
ここまで歩いていくのは、ちっとしんどいですが、行くだけの値打ちがありますね。

青島神社


        青島神社
  
         鬼の洗濯板
  次に向かったのは青島です。
ここは別の意味で非常に行きたかった場所でした。とにかく青島と名がつきゃなんでもいいってわけでもなかったんですが(笑)。
さて、青島といえば青島神社。海の中に突き出すようにある青島神社ですので、風がすごいこと!いくら1月でも暖かい宮崎といえども、あれだけ風吹けば寒いです。すっかり冷えてしまいました。
ま、青島神社横の海辺の奇岩に心惹かれ、そこで遊んでりゃ冷えもしますけど。
青島神社では「夢」と書かれた鈴を購入いたしました。自分で勝手に意味付けをして喜んでいるのですから単純です(^。^)
ちなみに青島せんべいも買いました。

そうして、その後は宮崎空港に向かい、我々の南九州の旅は終了いたしました。
九州最後の食事は「鯛茶漬け」でしたが、これがすんごくおいしかった♪



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